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ソフトバンク参上!

ニッポン放送の保有するフジテレビ株を、ソフトバンク・インベストメント(SBI)に貸し出したらしい。要は、3月末時点でニッポン放送(ライブドア)はフジテレビの議決権が無い状態と言うこと。
ポイントは、「議決権を無くした」ことじゃなくて「SBI」ってところなんだろうな。

SBIは株を借りると借り賃をニッポン放送に払うことになる。ライブドアはニッポン放送の帳簿もチェックできる立場になるわけだから、ここで借り賃をごまかす、ということは考えにくい。下手すりゃ特別背任だし、配当金の遺失利益を考えると、それ以上は必須なのだろう。また期限を短く切っており、株数的に市場インパクトも大きいわけだから、投機で儲けることも難しい。とすれば、ソフトバンク側に少なくとも借り賃に匹敵するメリットがないと意味がない。よく知らないけど。

ここで、ソフトバンクがコンペティターであるライブドアに嫌がらせをした、という理由付けも考えられるが、もう少し実利的なメリットがあるのではと(Sは)考えている。それは、フジテレビがソフトバンクにコンテンツを提供することではなかろうか。ポニーキャニオンのように高収益を得られる可能性がある。直接提供でなく、合弁会社を作る方法もある。ポニーキャニオンへのコンテンツ提供を中止し、その会社にコンテンツを提供する。人材もポニーキャニオンから引き抜けばよい。相手がソフトバンクであれば、同じネット系で(かつ規模の小さい企業で)あるライブドアを拒む理由もできる。ソフトバンクとライブドアが結託していれば目も当てられないが、考えにくい。このシナリオでは、ライブドアにとっては、拒否権をフジが持ったままのニッポン放送と、抜け殻の子会社を抱える羽目になる。

ここで「SBI」というのも効いてくる。堀江氏はソフトバンクをライバル視しているわけで、一世一代の大勝負にそのソフトバンクが相手側に付いたということ。(堀江氏にとってはおそらくおまけの)ニッポン放送と業務提携するというその横で、ソフトバンクに本命を寝取られるわけだ。「冷静な」次の手が打てるのか。兵法だね。あのへぼい対抗策をした同じ会社とは思えない。

しかし、「敵の敵は味方」とはいえ、そんなに孫氏を信じちゃっていいんですかね?

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