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第5戦:仙台戦(観戦後)

仙台とは記憶に残る試合が多い。

J2昇格(2001年)初ホーム、真中のロスタイム同点ゴールと延長終了間際の小野のVゴール。

同年、永井監督休養を受け坂倉コーチ代理の元、スモッグ霞む夢の島のナイターで、前半4点ビハインドから後半3点を取って同点寸前まで盛り返した試合。

これも同年、昇格寸前のベガルタを1-1で追いつめたが、ロスタイムにマルコスに決められた試合。

昨年、降格したが優勝候補であったベガルタを開幕ホームで4-0シャットアウトした試合。

そして、ロスタイムにヘディングを千葉にぶち込まれた2004/06/19。

そして、2005/04/02も、両サポータの記憶に残る試合となった。


急造の最終ライン。しかし、早川・重田ラインは受け渡しやカバーなどもスムーズ。また重田は財前をほぼ押さえ、サイドは左も含め優位に立ったように見えた。ディフェンスラインの前でのファールはあるものの、安定していたように見えた。信義もいつになくアグレッシブで、山尾も的確な対応で芽を摘んでいたように見えた。
しかし「見えただけ」だったのかもしれない。なにせ仙台スタジアムは、ビジターをゴール裏へ閉じこめる。いつも見慣れたサイドからの観戦ができず、しかも私は遠近感が悪いので余計に混乱するという、ペットボトルのフタ没収とあわせ、当惑させられるスタジアムなのである。
仙台1点目は信義のクリアミスから素晴らしいボレーでの得点。崩されたという感じはない。
また、黄色の枚数ほどは荒れているようには見えなかった。もちろん城への削りは執拗で、転がる度に冷や汗が出る。

仙台の得点直後に横浜が追いつくこと2回。クリアの跳ね返りによる(おそらく不運な)ゴールやオウンゴール。暇に任せて神様がお戯れになっていたのであろう。終了間際、転がされつづけた城が、右サイドで必死のポール裁きを見せる。強い意志で踏ん張り続けるプレーヤーに神様はほほえみをくれたのであろう。FWとして今一番結果が欲しいはずのジェフェルソンを通じて、奇跡よ起これと念じたサポーターへ、サッカーの神様は勝利のゴールをプレゼントしてくれた。


自信を持つというのは、選手の力を引き出すのであろう。仙台得点直後に2回も追いついたことで、「勝ち癖」の心理に近い物が選手に宿ったのかもしれない。足達監督は「見ている人にとっては、面白くないサッカーだったんじゃないかなと思っている」とコメントしているが、私は、執念で泥臭く勝ち取る勝利の試合を数多く見たいと思うし、この試合は記憶に残る試合の一つとなった。

初戦のジェフの引っ張りや富永の連続起用、今回の貞富など、足達監督は空中戦に重きを置いた起用をする、という印象が私にはある。仙台戦では、全て結果的に得点はヘディングゴールとなったし空中戦での失点はない。もちろん仙台の前が高くないという理由もあるだろうが。今後の選手起用もこの傾向が続くかもしれない。

次節はシルビオが復帰するだろう。しかし久保田も調子が良く、サブではもったいないし、ジェフも結果を出した。中盤では貞富が一応計算できるようになったし、サイドも智吉・吉武・大友・北村と競争が激しい。最終ラインも早川のCBが計算でき、SBも一樹・重田・中島の選択で問題ないが、監督は3バックをもう少し試したいのではないか。
開幕には想像できなかった嬉しい悩みではある。

仙台は監督云々以前の問題で、単に大きな武器であった寿人の穴を埋められていないだけ、という気もする。守備の不安定などは今に始まったことではないし。

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