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言葉にできない話、あるいはマスターへのレス

ある日たまたまチャンネルを変えてみると、「列島縦断・鉄道乗りつくしの旅  JR20000km全線走破」をやっていた。いつもならそんなに見ないのだが、たまたま「中国・四国・近畿」あたりだったので、思わず見入ってしまった。私は「撮り鉄」でも「乗り鉄」でも「車輌フェチ」でも無いけれど。

列車がどうこう、ではなくて、淡々と自然一杯の景色が流れていく様をぼーっと眺める。「ああ、あそこは若い頃に行ったことあったよな」的な懐かしさ、道ばたに咲いている菜の花、風呂場の横に山積みになっている薪、緑一杯の景色を見下ろす丘、子供が遊ぶ広々とした境内、綺麗な小川のせせらぎ、くつろげるローカル線の車内、心安らぐ笑顔。
都会を横断する電車の車内、時間の速度、いたたまれない空気、田舎と都会での日常の差異-NHK的演出だとわかっていても。でも湧き出すのは「田舎はいいよね」という陳腐な言葉とは違う感情。なんだろう。もう一人の自分が顔を出す。文字にできない、言葉にできない「もやもや」とともに。

なぜ私は此処にいるのだろう。何をするためにいるのだろう。此処で何をしたいんだろう。私に何ができるのだろうか。私はここに居たいのだろうか。

……何もわからない。答えがでない。答えがでないから、先送り。考えているのか、いや、実は何も考えていないのだろう。そうして日常へ逃避する。深みに澱んだ「いらいら」とともに。

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