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第29節:京都戦(観戦後)

待ちに待った初山口@三ツ沢、ということで代休を思わず取ってしまった(笑)。
平日に6500人規模というのは、チーム創設以来初めてではないだろうか。
この8/27、8/31、9/4の過密3連戦、地元に居座れるというのはコンディションの面でも恵まれている。このメリットを勝ち点奪取に生かしたいところである。

試合が始まってみると、そこに山口が居ることに全然違和感を感じない、予想と違った不思議な感覚であった。やはり私にとっては、「この」チームと「あの」チームは一種の血のつながりはあれど、別のチームとしての、別次元の存在なのであろう。むしろ、あそこにいた山口と、ここにいる山口は、私にとっては別の人格なのだろう。

しかし、そんな感慨から脱し、現実に戻ってピッチに視線を戻すと、回りの選手とのレベルの差をひしひしと感じる。山口はバックパスをほとんどせず、横パスでもサイドの上がりを催促するボール。前を向ければかならず前を向き、機を見て長めのドリブルも。2・3人に囲まれてもボールを失わなずにバックパスもしない。玉離れが早いので、リズムが良くなる。後半、疲れからなのかイージーなパスミスをする局面はあったし、昔と変わらない宇宙開発もいくつかあるのはご愛敬。でもこれが本当のボランチというものなんだろうなあと、感心しきり。

パスにしても、山口は基本的に精度の良いグラウンダーである。他の選手が浮き球のパスを出して折角のマイボールをイーブンにしてしまう中、楔にパシッと早いボールを入れてくる。楔以外のパスも、相手の足の半歩前を通るような優しいグラウンダーで、相手もカットできず、受け手はより前でボールが受けられる。

相方の内田はタッチが多いし、玉離れが遅い(山口と比較するのはかわいそうか)。バックパスが多いので、相手も狙っており、あわやのシーンも。バックパスを狙われるボランチって、どうよ、と思うけれど。あと気になったのが、ロスタイムはドリブル突破選択。山口も怒っていたけど、あれはスペースを確保した山口へのパスが正解だったのでは。あのままドリブルで突破できても、結局そのスペースに出るだけだっただろうし。FWならともかく、視野の広さが必要なボランチなのに、もし回りが見えていなかったのなら厳しいなあ、と。

気になるという意味では、最も気になったのが淳吾である。アーリークロスは宇宙開発するし、走り負けてあやうく一点献上しそうになったり、軍曹のパスに気づかず見送ってしまい相手スローインになったり。あまりパスも繋がらないときては、早川の方がマシではないか。そういえば早川はどうしたのだろう。

反面、良かったのが北村と吉武。北村はゴールラインでの再三の勝負なども勝っていた。が、その後のクロスに精度を欠くのはご愛敬か。また吉武もドリブル突破しまくっていた。とはいえ攻め一辺倒ではなく、真ん中やSBまで下がってバランスを取る場面もあり、気合いの入った、かつ冷静なプレーは好感が持てた。第8節以来の、久しぶりのスタメンとしては合格点であろう。

京都は、星が思ったほど怖くなかった。但し裏で待っているシーンもそこそこあり、そこにパスを出されるとピンチだったが、実際にパスを出された局面はそれほど多くなかったのではないか。パスの出し手との意識がかみ合っていなかったのか、そのちぐはぐさを解消するための交代だったのかもしれない。あと中払も早い交代だったが、こちらは亀裂骨折ですか……

京都のFKは、菅野ならセーブできたのではないか、と思ったのだが買いかぶり過ぎか。また横浜の得点シーンは、軍曹が抜け出してのシュートで勝負有り。それにしてもアウェイ側のゴールポストは大活躍だったなあ。

富永の投入は初め意味が分からなかったが、結局田原のマンマークであった。ただそれなら、結果論とは言え、サブ=淳吾(スタメン=早川)で良かったのではないかと。選手も真意を測りかねていたのか、3バックへの変更も相まって混乱気味で、長時間相談していた。
その中でシステムも変わりましたが、変わったとしてもチームのやり方が理解できていたというところでは、本当にこんな短い期間に、みんなの意図が統一できたというのは、確認できたと思います。」とのコメントなのだが、理解するまで、意図が統一できるまでえらく時間がかかったように見えたけれど、気のせいなのかなあ(^^;。
ただ、その混乱を上手く利用できない京都、それは今の勢いのなさを象徴しているように思えた。

観戦に訪れた赤湯高校の皆さんも、大いに盛り上がった模様。一見さんには納得の試合だったであろう。但しサポーター的には、勝ち点2を上積みできなかったという悔しさが勝る試合だったのではないだろうか。

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