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第37節:仙台戦(観戦後)

右SB智吉の精力的な動き、CB山尾の気迫あふれるディフェンス、吉武の積極的な仕掛け。しかし1人足りない戦いでは、足りないと言う事実に個々の選手の良さが飲み込まれていってしまう。個々の戦闘能力の高い仙台に対し、この事実はあまりに重かった。

朝昼兼用の食事は、秋葉原のリベンジということで、地元のCoco壱へ。ここではメニュー通りに来たのだが、ルーが思ったより少ない。店の人に確認したが「多めにしてますよ」と言われたが、通常伝票に記載されている「追加ルー」も未記入だったし、うーん。

その後、久しぶりに京急で横浜に。いやあ2つドアの列車は気持ちいいですなあ。出発してあっという間に100km/hって感じ。いつも総武快速に乗っているでは、この小気味よい走りは味わえない。リクライニングこそしないけれど、静かだし、G車より快適かもしれない。
ただ、途中駅の人は怖いだろうね。途中見た仲木戸駅とか、狭かったもんなあ。

激込みのバス(運転手さん乗せすぎだよ……)で三ツ沢へ。小雨降る中、試合前にはDEPAPEPEのミニライブ。2人のギターインスト。正直知らなかったんだけど、結構いいね。
2人ともストロークしているように見える場面でも、きちんとメロディが出ている。1人の右手薬指にピックのようなものがついているように見えたのだが、これでメロディを出しているのだろうか。もしそうだったらすごいよなあ。モニターもなしに、音も回る中できちんと合わせられるのもまた素晴らしい。そういえば、今回は座っている位置が良かったからか、昨年より音響が良かったような。

メンバーから、軍曹と浮氣が外れている。怪我なのか? 右SBには智吉で早川はサブ。早川はCBの控えを兼ねているのだろうと、試合開始前は思っていた。富永・山尾のスピード不足、智吉とCBの連携に多少の不安を覚えながら試合開始となった。

○審判
主審は東城氏。記憶違いでなければ、前回も一定の基準で割ときちんと捌いていたはず。今回は田中達也の件の影響で通達でも出ているのか、怪我に繋がるプレーは「黄」をほとんど出していた。
異論があるだろうが、Sの印象では基準自体の「ぶれ」は少なかった。その意味では、J2では良い方のジャッジだと思う。

○富永
開始直後は山尾と被るケースもあり危なかったが、あとはまあまあの出来
富永の1枚目は、試合を30分以上経過後の5枚目のカード。たぶんほとんどが「怪我に繋がるプレー」でスライディングが中心。本来であれば、4枚出た段階で気を付けていなければいけない。特に今節はCBでの起用。走り負ける後半に備え、前半はカード無しで乗り越えることが肝要。審判の癖や基準をいち早く理解し、90分に1度は訪れる「決定的なピンチ」に備え、「黄」のプレーは控えることが、一流のディフェンダーの1条件であろう。

○山尾
獅子奮迅の働き。前半、菅野がキャッチしたヘディングは、バロンのシュートなのか、山尾のバックパスなのか。遠くてよく見えなかったが、後者ならすごいプレーだよ。
残念ながら失点は判断ミスじゃないかな。身体を入れてからシンプルにクリアくらいはできそうに見えたのだけど。1つのミスで叩かれるのもDFの宿命だが、それ以上の貢献をしたと思う。足の遅さというハンデを乗り越えるべく、気迫あるプレーを見せてくれた。彼のためにも追いついて欲しかったが……。

○智吉と吉武
智吉は精力的に広い範囲をカバーしていた。真ん中もかなりカバーしていたので、サイドチェンジに追いつかないケースがあったが、仕方ない。逆に、きちんと右のスペースにボールを出してくる、チームメイトの信頼を感じた。やはり右からのスペースも使えた方が、攻撃も幅広くなる。残念ながら、次節は出場停止のようだが。
吉武は特に後半、ディフェンスが甘くなった。しかし得点も吉武が粘った末のアシストだし、攻撃面で大きく貢献しているので、これはこれで「あり」だろう。この彼の特性を意識した修正が「チームとして」できれば良いのではないか。

○退場と早川
富永退場後は、山口が「このチームでは始めて」のCBに入った。早川を入れなかった理由を2つほど考えてみたい。

・「智吉→早川」が既定路線だった
智吉は90分持たないことが想定内なのなら、淳吾を入れるか、一樹などSBとSHの両方ができる選手を入れるべき。確かに山口は能力が高いのでCBはできるだろうが、それではもったいない。そうでなくても、軍曹がいない状況で富永がパワープレーでFWに行く可能性も高いのだから、CBの控えが実質無い状態は、采配ミスと言われても仕方ないだろう。

・「山口の温存」
この采配をあえて擁護するなら、1人少ない状態で山口をDHのまま消耗させるより、最後の勝負所までCBで体力温存させるという理由か。残り15分でシルビオを入れ、山口から精度の高い裏へのパスを出させてシルビオがトップスピードで受け取る、というシナリオが考えられる。実際、最終的には3バックにして、山口をDHに戻している。
ただその場合、リードしている状況にもかかわらず、急造CBのままで後半に臨むという理由がよくわからない。勝っているのだから、カズ・北村・吉武のいずれかを早川に変えれば済む話だろう。4-4-1なら、それほどDHでも負荷は増大しない。1人少ない状況であれば、DFラインくらいは本職で挑まないと厳しいだろう。仙台を舐めすぎなのではないか。

○その他の選手
カズはキープ力を期待されて残したのだろうが、結果として期待はずれ。あれなら他の選手にさっさと替えた方が良かっただろう。
菅野は地味ながらさすがのプレー。飛び出してクリアした場面は、飛び出すタイミングが素晴らしく早かった。
高田は消えていた。変に真ん中に行かず、サイドにいるべきだったのではないか。山口が右のスペースにボール供給できなかった場面も実際にあったし、結局あまり機能していなかった。信義の方が良かったのではないか。
シルビオも、1人少ない状態ではボール自体が回ってこず、これでは厳しい。シルビオのFWは、11人そろった局面でもう一度見てみたいなあ。

○仙台
ミドルの精度と外人の個人技が武器。特に9番はスピードもあり、DFを背負ってもシュートまで行くのが怖い。
しかしFK時のあの「お祈り」は流行るのだろうか。確かにあれだとGKは蹴る瞬間が見えないだろうし、壁が前へ行くのを防ぐというメリットもあるのだろうが、あれじゃ「直接狙います」って言ってるようなもんだからなあ。


さて、軍曹と浮氣の怪我に続き、次節は富永が出場停止と、CBの受難が続く。しかし幸いにして、山尾・淳吾・早川と駒はまだそろっており、悲観する必要はないだろう。確かに高さの面で不安はあるが、高さでサッカーが決まるわけではない。控えにするのは惜しいメンバーである。経験を生かし、乗り越えてほしい。

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