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toto大赤字

totoの発売元である日本スポーツ振興センターが、累積赤字150億円有り、それが貸借対照表に記載されていないことが発覚したとの記事

販売システムなど初期投資で必要な350億円をりそな銀行が負担、センターが年70億円ずつ返済することとしたが、販売が低迷しているため返せない。で、一部(といっても150億円だ)が未払いとなっているが、それが貸借対照表に記載されていないらしい。

そんなことが可能なの?びっくり。

仮にこの販売システムが「日本スポーツ振興センター」の資産であれば、おそらく無理だろう。資産側に350億円を立てれば、相方が必要。150億円を隠すためには、350億円側も隠す必要があるだろう。
とすると、記事には「返済」と書いてあるが、もしかしたら5年縛りの利用契約であったのではないか。

確かに利用契約であれば、「将来の」費用負担は貸借対照表には出ないだろう。しかし、過去の未払いは債権者(この場合はりそな銀行)への負債であり、貸借対照表に記載されない理由がわからない。あるとすれば、年払い金額を確約しない契約、つまり5年でとりあえず返せばよい形になっている(あるいは変更した)のかもしれない。ただ銀行たるもの、年単位の返済金額を当初から決めない、ということは考えにくい。返せなくなってから、契約を変更したのだろう。未返済で貸借対照表に記載しないと言うのでは、粉飾になってしまう。
#監査が「中央青山」というのは偶然なのだろうか……。

つうか、今年は14億円ほど助成したわけだが、本来それは返済に回すべき金じゃないのかい?

で、いずれにせよニュースではよくわからないので、「日本スポーツ振興センター」のHPを見てみた。が、公益法人のクセして、財務状況のページがないのね。年度計画予算というのはあるけど、決算書がない。見つけられないだけかもしれないが。

あ、ちなみに「業務実績」ってのがあって、目標と達成度が一覧になっているのがあるんだけど、その目標達成にいくら金をかけたか、がない。やっぱり特殊法人には「コストパフォーマンス」という言葉はないのか。いや、赤字が駄目といっているのではなく、透明性は確保せずに国民の資金を使うというのは許されないだろうと。自分の尻が拭えないなら、隠すなよ、と。

話を戻して、
予算書を見ると、今年の「スポーツ振興投票業務運営費」は約50億円強※。ということは、年70億円の業務委託費は、今年も初めから(全額は)返す気がなかったのか?。うーん、強気。

しかし、今回発覚した150億円の未払いに加え、今後支払う05・06年度の140億円があるわけだが、どうするんだろうね。しかも、350億円のうち、(単純計算では)まだ90億円しか返していないわけだが。


※:年度計画(平成17年)の別表、「平成17年度年度計画予算(総計)」(14ページ)の数字を引用。

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