今日は書く気がなかったのだが、堀江氏逮捕という大きなニュースが入ってきては仕方ない。
第一印象を箇条書きに。
○自民党の責任
広島での立候補で協力したことを指しているのだろうけど、民主党も出馬要請して「ふられた」という報道があったと思う。その意味では五十歩百歩。
筑紫氏は「候補者選定時の調査が甘すぎた」というけど、それは酷では。第一、フジテレビ問題以降、マスコミも必死にネタ集めしたはずだけど、今回の疑惑をキャッチできなかったわけで、それ以上の調査を政党に求めるのは厳しいだろう。警察を手足に使ってよろしい、というなら別だけど。
とはいえ、脇が甘いのは確か。
……それにしても、責任というなら、ちやほやしていたマスコミには何の責任もないのだろうかね?
○小泉・竹中路線への批判
筑紫氏を初めとして「小泉・竹中路線が引き起こした」という趣旨のコメントがなされているけど、「小泉・竹中路線でなかったら発生しなかった」という「具体的」なロジックが報道されていないので、判断を保留するしかないなあ。
逮捕されたのだから、一応のチェック機能は働いているとも言える。
ちなみに民主党のマニフェストには、証券市場について触れた部分を見つけられなかった。書いてあればポイント高かったんだけどね。
○政府・自民党の最大の責任
政府・自民党の責任は、「堀江氏に対する選挙支援」などという、つまらないポイントではない。証券市場の監視が機能不足であることが、最大の問題ではないか。
今回は検察による摘発がなされたが、検察は少人数であり、市場監視を常時できる体制にはない。本来は監視機構にて「全て」摘発されるべきものである。今回の摘発のきっかけが「証券取引等監視委員会」ではなく「検察」ということから、「証券取引等監視委員会」の怠慢あるいは権限・能力不足が推測されるので、早急に「日本版SEC」の設置などの改善が必要だろう。
「日本版SEC」の設立遅延は、政府・自民党の責任である。
○相場下落の懸念
個人的には、1月は相場が下がると思って、(ミニ株だけど)日立と関西電力を年末に売却済みなので、まあ想定内。しかし、さすがにこの騒動は予想できなかったな。日立は兎も角、関西電力はディフェンシブ銘柄として人気を集める始末。結果的には早く売りすぎた形だけど、仕方ないね。
IT企業という名の投資会社を買っている人は兎も角、きちんと実業で儲けている会社なら、それほど心配しなくても良いと思うんだけどなあ。
○フジテレビ
例の騒動の時に、約1400億円の増資に応じたはずだけど、売却したという話は聞いていないので、もしかして紙屑?
今回は結果論とは言え、どうもこの会社の判断は裏目裏目だよな。仮に1400億円の損失だったら、経営責任をとる必要があるんじゃないかなあ、普通の会社なら。
(1/24 22:30修正:1440億円ではなく、440億円のようです)
○逮捕について
数日前、来社されたある弁護士さんが、「今回の疑惑は、法律論的には結構無理筋かもしれない」と仰っていたこともあり、どうなるか推移を見守りたい。個人的には、(彼らが一番悪いのだろうが)あの手の株に手を出す方もどうか、という気がしているけど。
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