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大学ラグビー(3)

前回、『相変わらず同志社は、ラインアウトを失い、スクラムで押され、おまけにペナルティキックも失敗し、とどうなることかと思いました』と書きました。
新年1月2日の国立でも、同じ光景が繰り広げられました。違うのは、相手がお付き合いしてくれなかったこと。

天気は雨。試合開始前は小雨程度だったのが、試合が始まってからは「しっかり」の雨。選手もボールが手に付かないのか、ハイパントのキャッチミスやノックオンなどを頻発。しかし前半30分頃までは、均衡したいい試合でした。前半ロスタイムで8-17の状況でペナルティゴールを狙いますが、失敗しホイッスル。これが成功していれば、1トライ1ゴールで逆転できるところまで追いつけたのですが。この試合の大きなポイントだったかもしれません。ダブルスコアの折り返しとなりました。

後半5分頃からは同志社も反撃。ゴールライン5メートル手前で同志社の押し込みと関東学院の反則が繰り返されます。もう1、2回反則したら認定トライでは?と思った頃に、正面選手がトライ。この攻防で結果を得たことは、同志社が粘る糧になるはずでした。点差も15-17の2点差になりましたし。
しかし、その直後のキックオフ、パントを同志社2番がノックオン。それをきっかけに、関東学院に速攻で返されてしまい、点差も1トライ1ゴールで追いつけない9点に開いてしまいます。このミスと失点も、この試合の大きなポイントでしょう。あんなに苦労して点を取ったのに、こんなに簡単に返されてしまっては、精神的にも辛くなりますし、時間も減ってくるためPGなどで点差を詰めるという選択がだんだん難しくなってしまいます。ただでさえ、PK/GK(ゴールキック:コンバージョン)の成功率が低いわけで。

もう一つのポイントが、後半28分頃の攻防。
この時間帯に、また関東学院陣内深くでペナルティを得ました。残り15分で9点差。この状況では
 ・ペナルティキックで3点狙い
 ・タッチキックからマイボールでスローイン
 ・タップキックでそのまま縦に突っ込んでモール
の3パターンでしょうか。後半5分頃はタップキックの連続で結果を出しました。PGを決めれば1トライ1ゴールで逆転可能な点差に詰められます。しかし今回はタッチキックを選択しました。が、スローインが……。この選択は裏目に出てしまい、得点できませんでした。ここで切れてしまったのか、その後失点してしまい、万事休す。

おそらく、『モールではなかなか簡単にトライを取らせてもらえず時間が心配、PKも失敗が心配だし成功してもトライ後のコンバージョンが決まらないと逆転できない。ここで短時間にトライを取って、1トライで逆転できる状況にしたい』という考え方だったのでしょう。しかし、それはスローインを確実にマイボールにできてこそ。後半は成功率が上がったとは言え、スローインはウイークポイントだったわけで。

関東学院は、苦しくなればタッチに逃げればいい。スローインで同志社がミスする可能性が高いから。
帝京は帝京自身がスローインでインターセプトされていたのですが、関東学院は確実にマイボールにしていました。この違いはゲームプランにまで影響し、同志社の選択肢が狭まります。しかもPK/GKも関東学院の方が良く、FWも強いとなると、15-31のダブルスコアでのノーサイドは、必然だったかもしれません。

負けたことはもちろんですが、帝京戦で見えていた問題点が修正できていなかったのが悔しいところです。来年の大学選手権は、決勝に行けるよう頑張ってほしいです。
あと、できれば来年の1月2日は晴れてほしいなあ。雨は辛すぎる……。

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コメント

 ホントに、前半最後のPGが決まっていれば、流れが変わったはずなのに。。。
 それと得点直後にアッサリと返されてしまうと、精神的にガックリ来ますからねえ。>某サッカーチームで良くある光景ですが。
 また来年というところでしょうか!!
アカクロチームは、「走るヨコズナ」のもたらした勝利でした。(^ ^;;

投稿: M | 2006.01.02 20:16

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

関東学院も往年の強さはみられず…。なんとか勝利といったところでしょうか。あれではとても早稲田には勝てない気がします。

後半開始早々の猛攻からのトライは確かに見事でした。どうしてあれを続けないんだろうとも思いました。あれ以降、関東の密集でのうまさに翻弄されて、せっかく玉が出てもラインが出来ていない状況では仕方がなかったのかもしれませんが。

平尾の時代が20年以上前とは、時間の経つのははやいものです。来年こそは決勝に進めるといいですね。

投稿: Muh | 2006.01.03 07:27

今年もよろしくお願いします。
それにしても、早稲田は強い。日本選手権で台風の目になるといいですね。関東学院は決して強くないけど、日本選手権に出場できることが大きい。同志社の場合、強豪と対戦する機会が少ない、というのがネックですからね。
関西vs関東の図式ができれば大学ラグビーも盛り上がると思いますので、その意味でも頑張ってほしいです。
#実は平尾の時代はラグビーに興味がなかったので、よく知らなかったりします(^-^;)

投稿: | 2006.01.03 13:23

はじめまして、大阪に住む
BARRYと申します。
よろしくお願い申し上げます。
毎年、花園の2回戦には
顔を出しているのですが、
帝京戦で「今年は一味違う」と思って
いたのに先日の敗戦は残念でした。
来年こそ決勝の舞台に立ってもらいたい
ものです。

追伸:Sさん 遊びにきたでぇ(笑)

投稿: BARRY | 2006.01.03 23:08

どうもどうも。例の件は申し訳ありませんでした。
ガンバ優勝してよかったですね。
帝京戦は、奔放なプレーがいい方に回転していましたよね。同志社らしくて良かったのですけど……。
また遊びに来てください。ネットでもリアルでも(笑)。

投稿: | 2006.01.04 19:48

もう20年ですか!?
当時は、林敏之、大八木、平尾、武藤、綾城。。。
と同大⇒神鋼の流れがありましたからねぇ。
やはり、大学⇒社会人と同一の人脈を作るのも、人気回復のひとつと思うのですが。。。。。。
ところで、祝勝会のエントリーをしてしまったのですが、残念会にならないかが心配です(^ ^;;

投稿: M | 2006.01.04 23:07

そうそう、神戸製鋼の黄金期に繋がりますね。良く覚えてないですが、新日鐵釜石の天下を奪い取ったんでした。
正面はトヨタでしたっけ?。確かに、バラバラに行くより1社に固まった方が、トップリーグ的にも色がでて面白そうです。
祝勝会はさすがに大丈夫でしょう。まさか日本選手権の、ではないでしょうから(笑)。

投稿: | 2006.01.04 23:27

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