« 消化の良いもの | トップページ | NHKスペシャル 「ホリエモン・虚飾の膨張」 »

大腸内視鏡検査

#食事中の方や、この手の話が苦手な人は、読まない方がよろしいかと(笑)

前日は消化の良い夕食をとり、いよいよ今日は検査日です。今回は「大腸の内視鏡検査」なのですが、胃のバリウムとは勝手が違います。折角の経験なので、記録がてら。

(3/19 02:05追記あり)
(12/23 2:00追記あり)
  (続編はこちら

【前日】

前日の夜に関しては、胃のバリウムの際には無かった「食事の後に下剤を飲み水分も沢山とってください」との指示がありました。下剤を飲んだ後に、スポーツドリンクもどきを作って飲みます。市販のスポーツドリンクをそのまま飲むと、甘すぎますからね。スポーツドリンクの素(粉末)をミネラルウォーターで溶かし、結局1リットルほど飲みましたが、小便ばっかりが出て意味無し。
どうやら、下剤の効きも個人差があるようですね。私は夜中は1回しか起きませんでしたが、一緒に検査を受けた人は「12時頃から(頻繁にトイレに行くため)全然眠れなかった」らしいです。

【当日午前中】

当日朝は、病院に着くと資料提出と血圧検査、吐き気止めを飲みます。この吐き気止め、検査を受ける人全員が飲まされたわけじゃないのですが、何故でしょうね?

それから、更衣室を案内され、検査着に着替えます。更衣室に鍵付きのロッカーがあって、そこに鞄などの私物を入れるのですが、「プロの方がうろうろしていて、鍵を掛けていても盗まれる場合があるので注意してください。先日も保険証や財布を盗まれて警察を呼びました」と注意喚起がありました。たしかに、病院って誰でも入れますからね。
そこで肌身離さず貴重品を持ち歩くことになるのですが、検査着はポケットがありませんし、トイレなどにも頻繁に行きます。今後検査を受けられる人は、持ち運びしやすい手提げや小物入れを持っていった方がよいです。

次に、トイレを案内されます。腸の洗浄にはトイレが必須です。6~10回はお世話になります。トイレにナースコールボタンが付いていて、気分が悪くなったら遠慮なく押してくれと説明されます。実際に「苦しくて1時間トイレで唸っていた人がいた」らしいですが、それはそれですごいような。

で、部屋に戻り一日の流れの説明を受けた後に出てきたのが、洗浄剤1.8リットルです。
これはなかなか迫力があります。なんせ、容器の形こそ違いますが、ミネラルウォーターの2リットルペットとほぼ同じですからね。中には、白濁した液体。これを紙コップに入れて飲むのですが、目安は1時間以内。
看護婦さん曰く、一番楽な飲み方は「最初の30分で半分(900cc)飲み、トイレで一旦出してから残りを飲む」やり方。いっぺんに沢山飲むと、腹に溜まりすぎるからだそうです。あくまで目的は洗浄ですからね。

観念して早速洗浄液を飲みます。
味はほぼスポーツドリンクで、若干とろみがあるかなという感じです。生ぬるいのがマイナスですが、案外飲めます。半分くらいは、難なく飲めました。その後も、若干甘さが鼻についてきて飽きてくるのですが、意外と飲めるもんです。ただこれも見た感じ、個人差があるようです。
あわせて、腸のマッサージをします。腹の左下を刺激したり、下腹を右から左にマッサージしたりと、腸の運動を促進します。歩き回るのも良いとのこと。これらの指示を大の大人が皆守ります。だって、洗浄が順調にいかないと、洗浄液を900cc追加されてしまいますからね。

で、10分毎くらいにトイレで頑張ります。
下痢とは違う感覚ですね。あえて言えば、暖かいものがお尻から噴射される感じ(笑)
回数を重ねると、本当に透明になります。身体の中がきれいになって、なんだかすっきりしたような気が。実際、昨夜から今夜で体重は1kgほど減りました。
ここまで来ると、あとは血圧を測り、検査用のパンツに履き替えるだけです。検査用のパンツは、使い捨てのメッシュ状紙パンツで、お尻に大きなスリットが入っています。たまに前後逆に履いて、検査時にあわてる人がいるらしいですが。

水やスポーツドリンクなどを別途飲むこともできますが、あまり洗浄効果は期待できないとのことです。但し冷たい水は、腸に刺激を与えるという意味で結構良さそうです。私もミネラルウォーターを買って飲んでから、トイレ作業が順調になりました。
なお、お茶は色が付いているので持参しても飲めませんから、検査を受ける方は注意が必要です。

【当日午後】

昼も過ぎ、いよいよ内視鏡検査になります。
直前に一度トイレに行くよう指示され、早速検査室のベッドへ。
胎児のような格好でお尻を付き出し、内視鏡が入ります。体の向きを右左と変えながら、小腸の手前まで入れられ、そこからゆっくり引き出しながら観察・撮影します。大腸はおおよそ「コの字」のため、入れる際に角にあたるところをスムーズに通すためには経験が必要らしいです。下手な医者だとその際に痛かったり傷を付けることがあるようなのですが、幸い私は問題ありませんでした。

基本的には左右のどちらかを向いて寝ているのですが、その視線の先にはディスプレイがあり、自分の大腸内を見ることができます。光や水分の関係で、虹色に画面がきらきら光って見えたり、水たまり(?)に突っ込んで視界不良になったり吸引で視界が晴れたり、ひだひだでどっちに進むのだろうって場所があったり、ちょっとした探検気分。青い液体を噴射したり、細胞をとるための機器が出てきたりと、なかなか見てて飽きないです。

ただ往生したのは、膨満感。よく観察するために空気を入れるのですが、腹が張ってくるのでしんどいのです。まあ我慢できないほどではないのですが。そろそろ勘弁してくれよ、と思い始めた頃に抜管。都合30分弱くらいでしょうか。やっと検査が終了です。

検査が終わった後に着替えるのですが、腹が張っているため苦しくてしゃがめないですし、ズボンのベルトも苦しくて締められないし、椅子に座るのも苦しい状態でした。今日一日で個人的にはこの膨満感が一番辛かったですね。トイレに行って(文字通り)ガス抜きするのですが、何故か一発で出ないんです。ガスを抜いて「ああ楽になった」と思ったら、また苦しくなるの繰り返し。とはいえ、苦しい時間帯は短いですけどね。
(実は今でも、腹がぐるぐるいってます)
いずれにせよ、検査が終わったからといって急いで帰らず、ガスを抜いてから帰る方が良さそうです。

(3/19 02:05追記)
検査の直前に肩に注射を打たれたことを思い出しました。たぶん、腸の動きを抑制する薬だったのでしょう。ガスがなかなか抜けなかった理由が、わかった気がしました。違うかもしれないけど。あ、あと飲んだ液体は「マグコロールP」でした。

----------------------------------------------
実質丸1日かかる検査でもありますし、それなりの手間や負担もかかりますから、「大腸内視鏡検査」はあんまり気軽に受けられる検査じゃ無いなあと感じました。が、やっぱり直接映像ってのはインパクトがあって、面倒だけどたまには内視鏡検査受けないといけないなあとも思った次第です。皆さんも一度いかがでしょうか。

……しかし看護婦さんってすごいですね。私の100倍はしっかり働いているよ(謎)。しかも忙しい中でも患者さんのためになろうと一生懸命だし。曾祖母の病院も親身になって対応してくれる看護婦さんばかりだったし。
それにしても、ちょっと待たせたからって飴をくれる看護婦さんは初めてだったな(笑)。

(12/23追記)
別の病院でも大腸内視鏡検査を受けました。こちらに書いていますので、よろしければご覧ください。
あと、肩に打たれた注射は「ブスコパン」だと思います。
そう言えば検査後、目がちかちかして焦点が合わなくなりました。車だと危ないですから、落ち着くまでは運転しない方が良さそうです。

|

« 消化の良いもの | トップページ | NHKスペシャル 「ホリエモン・虚飾の膨張」 »

コメント

健康第一でっせ!
近年の日本人は
腸(特に大腸)の病気が急増しています。
多くは、ストレスと食生活が原因といわれて
いますね。
私の場合、今まで30回以上はこの検査を
受けていますが・・
20年以上前は激痛以外何もなかったのですが、最近は医療機器も発達しているようで
さほどの痛みも感じなくなっています。
皆様も是非受けられることをお勧めしますよ

投稿: BARRY | 2006.03.19 01:26

30回以上ですか。つーと、あの液体を60リットル近く飲んだって事になりますね、素直にすげえ。
あの頃は痛かったんですか。仕方ないとはいえ、大変でしたね。今回ネットでちょっと調べると、未熟な医者に当たると痛かったりするなんて書かれてて、「をいをいロシアンルーレットかよ」と、内視鏡突っ込まれる時は少々ドキドキしました(笑)。

投稿: | 2006.03.19 01:57

そうですね、60リットルは飲んでますわ。
あたいの場合、専属医にいつも検査してもらってるんで、加減がわかるのですが、
確かに、初めてだと当たり外れはあるでしょうね。
なんといっても、管を腸に通すわけですから、
下手したら、内壁からアタックをくらうわけで
そのときの鈍痛は言葉にできません (^_^;)
でも、内視鏡の直径は明らかに細くなってるし
医者の技術も飛躍的に向上はしてますね。
あとは、それを完治させる療法か医薬品の
開発を心待ちにするところです。
(まだ、通院生活ですから・・)

投稿: BARRY | 2006.03.19 12:27

大腸の炎症系は、食餌療法や対処療法がメインだったりして、完治が難しいものが案外多いようですね。ストレスも一因とか言われても、勤めていればストレスなしってことも考えられないし。医療の進歩、待ち遠しいですね。

投稿: | 2006.03.19 13:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92399/9138309

この記事へのトラックバック一覧です: 大腸内視鏡検査:

« 消化の良いもの | トップページ | NHKスペシャル 「ホリエモン・虚飾の膨張」 »