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小腸X線検査

消化器官の場合、食道や胃、十二指腸、大腸は内視鏡で検査しますが、小腸はどうやって検査するのでしょうか。小腸用内視鏡もあるらしいのですが、まだ一般的に広まっていないのでしょう、地元の総合病院ではX線を使った検査となります。
この検査は大腸内視鏡検査と違って、ぐぐっても情報が少なく、たまにヒットすると「トラウマになった」とか「二度と受けたくない」という文字が踊ってるんですよね。戦々恐々……。

前日21時までに夕食、当日検査(14時)まで絶食と予約票には書いてありました。まあ飯が夕方まで食えないのは良いのですが、水ってどうだっけ?予約した際に「水も駄目」って聞いたような気がしたのですが……良く覚えていない……。胃のレントゲンの時も、レントゲンを撮った後から水を飲んで良かったし、やっぱ駄目なんでしょうね。まあ、水飲んで撮影がうまくいかなくて再検査、ってのは勘弁なので、一応当日は「うがい」くらいでで耐えることに。

さて、検査開始です。
まず、病院着に着替えます。頭から被るタイプで、下着はOK、ズボンとYシャツは脱ぎます。
胃カメラと同じようなX線装置の前に立つと、ほどなく後ろに倒れ、横臥状態になります。横では医者が準備をしています。長さ1m・直径8mmくらいでしょうか、カテーテルが準備され、その中に黒いワイヤー状のものを差し入れていきます。おそらく、それが空気やバリウムを入れる管なのでしょう。結構長くて、数mはあります。あとはバリウムと大きな注射器などが見えます。

ここで、「眼鏡を取っておきましょう」との指示です。いや、バリウムが飛んで汚れることを危惧されての親切心なのですが、眼鏡を奪われると何も見えないので取材ができない(笑)。なので、以下嘘が混じっているかも。

いよいよ、カテーテルを十二指腸まで挿入していきます。まず片方の鼻の穴にゼリー状のものを塗ります。これが麻酔なんですね。塗ったらすぐにその鼻の穴からカテーテルを突っ込まれます。
確かに快適ではありませんが、思ったほどの違和感が無く入っていきます。喉のあたりに来ると固形の違和感が生じますが、「ごっくんしてください」ということで、そのまま突っ込まれます。しかし嘔吐するような感覚ではありませんし、我慢できる範囲です。この違和感はカテーテルを抜くまであって、「食道に腫瘍ができたらこういう違和感なのかも」とふと考えてしまいました。

途中から、医者の前にあるディスプレイに臓器が映り、それを頼りにカテーテルを目的の場所に送ります。弱いとはいえX線を長時間当てるんですね。知りませんでした。びっくり。後で出てくる圧迫機の動作中やバリウム注入時などの、医者が注視していないときは照射されていないようですが、それ以外はディスプレイに画像が映っていました。
右向かされたり左向かされたりしながらカテーテルを入れ終わると、バリウム注入です。大型注射器の針がないやつを使って、管にバリウムを入れていきます。腸の上部から大腸へ向けて流れていく様子を撮影するとのことです。バリウムの温度のせいか、なんか液体が入っていく感じがするようなしないような……。

一通り撮影が終わると、右向かされたり左向かされたりしながら、空気を入れたり圧迫したりしての撮影に移ります。その前に、腸の動きを押さえる注射を肩にされます。「量が多いんでちょっと痛いかも」何て言っていましたが、どって事なかったです。

バリウムの管に分岐させ、空気入れを接続します。これが拳より少し大きいラグビーボール状の黒いゴム袋です。写真撮影が好きな方はご存じだと思いますが、エアブラシのゴム袋と似ています。それを医者が自分で握って、ぱこぱこ空気を入れるのですが、結構原始的なんですね。
空気を入れられると、1秒くらいのディレイで腹が張ってきます。これはやっぱりしんどいです。

圧迫は撮影機に付いている機器で行います。医者が手で押したのでは、撮影で被曝しますからね。(ただ、位置決め中で造影している時、医師は手でやってましたから、撮影時以外はかなりX線のレベルが低いのでしょう。)
鉄のアームにボクシングのトレーナーがつけているような、ビニール製の四角いものが付いています。それでお腹を押して撮影するのですが、この圧迫は楽勝。

念入りに撮影するところもなかったのか、そうこうする内に、終了です。カテーテルを入れてからはおそらく30分かかってないでしょう。
カテーテルを鼻から抜いて無罪放免です。着替えて、下剤をもらって釈放。鼻の周りには戦いの証拠である白いバリウムの跡が付いてました。(笑)
腹の張りは大腸内視鏡検査の時より、大分マシでした。が、「薬(注射)が切れてきたらおならが出るよ」と言っていたように、帰宅途中で腹痛が数分おきに……。こういう検査の時はやっぱり、小一時間くらいは病院でうだうだしてガスを抜いておいた方が良さそうです。

あと注射の影響か、検査後は文字が読めないんです。焦点が合わない。車とかは運転しない方がいいでしょうね。
それにしても、思っていたより楽で良かったです。

(関連記事:カプセル内視鏡胃カメラCT大腸内視鏡検査 )

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