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柏vs愛媛(TV視聴後)

いつもなら平日の19時に帰宅している、というのは考えられないのですが、諸事情で生放送を堪能できることになりました。日立台に行く手もありましたが、雨降って寒かったので、今回はパス。

結局TV観戦となりました。TVで見る限り、柏は組織された良いチームに見えました。

プレスサッカー同士の、激しい中盤争いになりました。前半15分ほどは愛媛も高めの位置取りで好機を演出していましたが、やはり同じスタイルなら柏の方に分があります。

スペースのないところでのプレス合戦、ミスはどうしても戦力の劣る愛媛の方が多くなってしまいます。また柏のプレスが速いので、他の試合では問題なく通っていたショートパスが柏に引っかかるケースが多くなります。そのため、今までの試合で見せていた「ショートパスを1つ2つ繋いでからサイドへのワイドな展開」が、この柏戦では影を潜めてしまいます。

それでも前半は運動量を生かし、その劣勢をカバーしていましたが、疲労が溜まる後半は柏の支配下でした。過密日程や雨の影響があるのでしょうか。例えば、FW永富は後半20分での交代でしたが、既に縦に走れない状態になっていました。
ポゼッションが完全に柏に移ってしまっては、高い位置取りは夢のまた夢です。我慢の時間帯の連続になります。
今までの試合では、攻撃のチャンスでは、それなりの人数を掛けて攻め上がっていましたが、疲労のせいか集中力が衰えてきたのか、この試合では意図のないクリア性の縦のボールが増えてしまいます。また守備でも、クリアミスやパスミスが目立っていきます。

残り10分を耐えられれば、勝ち点1を取れたのですが……。
PAラインすぐ外を縦に突破され、DF2枚で止めに行ったのですがクロスを上げられてしまいました。PA中央から走り込むディエゴをフリーにしていては、さすがに柏もミスはしてくれません。決勝点を上げられてしまいます。

柏は、良いチームになっていました。

プレスを真面目に、かつ速くし、高い位置で奪うことを徹底しているように見えました。えてして戦力が上のチームは、そういう汗かきを怠り墓穴を掘ることがあるのですが、石崎監督は規律を浸透させたのでしょう。
1点先取後のロスタイム、愛媛陣深くで愛媛スローインになったとき、時間節約のため愛媛GK羽田がスローインしたシーンがありました。愛媛DFに対しボールを放るのですが、その時DFに怒濤のようにプレッシャーをかけに行ったのが北島。結果、愛媛DFはたまらずサイドに逃れ、柏のスローインに変わりました。北島は一説によると発熱と吐き気があったとのこと。おそらくそのプレスをかけなくても大勢に影響はなかったでしょうが、チームの意識統一と勝負へのこだわりが垣間見えたシーンでした。

愛媛は課題も見えました。

技術の高い選手からのプレスへの対処と、シナリオの共有です。
前者はプレスや運動量で打開できない場合の対処ですが、他チームが良くやるロングボールでの対応ってのは、愛媛は不得手なように見えます。勝ち点を拾っていくためには、この改善は必須でしょう。
また、競合相手に0-0で後半終盤を迎えたとき、勝ちに行くのか引き分けを狙うのか、という意思統一がうまくいっていないように見えます。愛媛ボールでカウンターのチャンスというシーンでも、精度の低い縦の浮き球で、FWとの意図もあわず、簡単に柏ボールにされてしまうシーンが散見されました。時間を稼ぐのか、一発を狙うのか、ポゼッションを回復させるのか。各選手が意識を共有する必要があります。


次節、横浜は柏のプレスに苦戦するかもしれません。内田のスペースが消され、山口のパスの出し先を押さえられると、厳しい展開になるかもしれません。
とはいえ、愛媛が柏の体力をそれなりに奪ってくれましたので、休養充分(?)な横浜にとってはラッキーではありますし、チームにフィットしてきたアウグストの個の力が組織をうち砕くという期待も持てます。
さて、次節はどうなるのでしょうか。

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