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プール事故の問題点

排水口の蓋を止める金具が無く、蓋が外れて女児1人が死亡した事故を受けて、いろいろ問題点が浮き彫りになっているようですね。
いろいろな切り口があるでしょうが、「業務委託」と「リスク管理」について気になった点が。

まず、ふじみ野市がプールを業務委託しており、「毎日、市職員が見回っていた」と嘘の説明をしていたことです。適切に業務委託しているのであれば、(抜き打ち査察などは必要とはいえ)毎日発注主側が立ち寄る必要性がないにもかかわらず、すぐにばれる嘘の方を選んでしまいました。委託する側が「業務委託とは何か」をきちんと考えておらず、業務委託が適切に行われているかの検収を、基準とルールに基づいて行っていないことは明白です。下手をすれば、何を頼んだか(あるいは何をどう頼むべきか)すら、よくわかっていないのでしょう。

さらに、全国調査で当初発表された不備の件数より500カ所増加したとのこと。業務委託していても現状把握能力があれば良いのですが、確認が遅れたところや判断を変更したところはその能力が劣ると言うことであり、正しい情報を元にした行政が行われていない可能性が高いでしょう。たかがプール、ではありますが、そのプールの「物理的な状況」すら把握できない人々に、地域経済や福祉などの細かい心や見えないものの動きを把握することができるでしょうか。
しかも、「金網状のふたがあれば適正と勘違いした自治体があった」てのは、ニュースも見ていないんですかね。調査要求に疑念があれば問い合わせれば済むこと。文書主義、ここに極まれり、ってところでしょうか。

いや、正直、「ふた」に関する安全確保の話は、少々過剰反応のような気もするのですよ。
しかしそのことと、「事業主」としてのリスク管理は別の話。事故が起こって大騒ぎしてからもう何日経っていることか。事業主の意識があれば、翌日、遅くとも翌々日には点検結果をHPや自治体連絡網(学校など含む)で積極的に広報して当然のこと。「調査の時間が足りない」なんて、リスク管理能力が無いといっているようなものでは?

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