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神戸vs横浜(観戦後)

バクスター監督の復帰に加え、柏戦敗戦の手追い感が不気味な神戸。
それより何より、前回の神戸戦の敗北感が強く、勝ち点1を持ち帰れば御の字、と試合が始まるまではそう思っていました。選手の皆様、ごめんなさい。

関西出身のSにとって、神戸って関西の中では少々毛色の違う土地、というイメージがありました。
しかし、スタジアム最寄りの御崎公園駅を降りると、その横の「コンビニの中で」ペットボトルが100円で絶賛販売中です。道中も道端で100円ペット(ちゃんとしたメーカものです)を売っています。中に120円で売っている店があり、「商売っ気が無いなあ」と思ってよく見ると、「1品おつまみ付き」だって!
そして、来場者が通る歩道の反対側にある天下のセブンイレブンは、店へ向かう横断歩道の信号が青になると、「今信号が変わりました!お弁当やサンドイッチなどをあちらでお買い求めください!」ってな感じで呼び込み中です。
やっぱり神戸も関西ですね。

雨交じりの空模様、ウイングスタジアムは屋根を閉めて待っていてくれました。三ツ沢といえど、雨の日の快適さでは勝負になりません。うーん、いいねえ。駅も近いし。スタジアム自体も思ったよりこぢんまりしてます。傾斜は少々緩めでしょうが、トラックがないですから見やすい方でしょう。
ただ、選手がよく滑ったり、FKで(ホームのアツが!)だふったりしていましたので、ピッチコンディションの面では少々問題を抱えている可能性もありそうです。

横浜側ゴール裏は、なぜかバック側半分くらいが利用禁止で狭いエリアに押し込められています。バックとゴール裏は物理的に分離されているようなので、なぜ緩衝エリアを設けているのか理解できません。しかも押し込められた形のため、横浜サポの密集度が高まり一体感が生まれるという、ある意味神戸の運営方針って逆効果じゃね?という印象すら。
選手入場時には、パネルを掲げたマスゲームです。ゴール裏は白抜きのハートがなんとなく浮かび上がりますが、お前らはレッズか、と。そう言えば、レッズも今節負けたんですよね。
まあそんなこんなで、屋根付き競技場にしてはAway感は少な目です。

……最近は試合の前フリが長くて、試合内容が少な目ですね。自覚してます。
正直、細かいトコなんて覚えてないんですよ。

今節感じたのは、神戸のボールの繋ぎが前回(37節)より悪かったってこと。そう見えた理由として、横浜の守備意識が強く、後ろからかっさらったりといったボール奪取も多く成功させていたこともあるのでしょう。しかし、神戸側が中盤に問題を抱えていた可能性もありそうです。そういえば、前回スタメンだったホルヴィは退団、ガブリエルはベンチスタートでしたし、ガブリエルが出てきた後半終盤は防戦一方でしたから。

驚異だったのはサイド。アツも絡んだワンツーで簡単に突破されるシーンが何度か。これを徹底されたら結構やばかったですし、ファールも増えていた可能性があります。今節も失点はファールからのFKでしたからね。
それにしても、アツのFKは素晴らしい。勝ったから言えることですが、あれは見に行った甲斐がありました。角度もあまりなかったはずですが、菅野の上を越す、ゴール隅に決まる落ちるボール。この1失点はある意味想定通りとも言えそうです。ホント、アツは神戸の宝ですね。

宝と言えば、横浜の宝は城。キックオフでロングシュートを見せるなど、勝利への気合いを見せることでチームメイトを鼓舞します。いや、気持ちだけでなく、プレーでもチームを助けます。ポストのボールは確実に処理し、智吉からのピンポイントクロスにDF3人と対峙しながらゴールを決め、キーパーの位置を見てロングシュートも放ちます。

その城の相方はカズ。ヴェルディ戦の教訓もあるのでしょう、あるいは古巣対決も意識したのでしょうか、強敵神戸に対して、殴り合いではなく、落ち着いた試合運びには最適なカズをスタメンにしました。そのカズも、シュートこそ少ないですが、要所要所で地味に活躍します。
アレモンをサブにしたのは、ジャッジで沸騰しやすいという部分も考慮したのでしょうが、アップ中に興奮したらしく審判に注意されていたのは、たぶん想定外ですよね?

そして、アクセント役は怪我明けのアウグストではなく滝澤。この滝澤も期待に違わず攻守に奮闘します。今節、アウグストを強行させずに済んだのも、チームにとって大きかったのではないでしょうか。残り3戦、個々の能力には少々難のあるチームにとって、個で突破してくるアウグストの存在は怖いでしょうし、温存でアウグストのコンディションが少しでも良い状態になったでしょうから。
内田もミスはありますが、気持ちの入ったプレーを見せてくれました。

一方、少々気になったのがCBです。ファールでリスタートの方がリスクが少ないと判断していたのかもしれませんが、小村がファールを多めにもらっていたような気がして。まあでも多分、私がアツのFKを極端に恐れていたからそう見えただけなのでしょう。早川のファールは、「黄」のプレーを筆頭にわかりやすいファールが多かったような。もう少し「ずるい」守備ができれば、一皮むけるんじゃないかなあ、と。

横浜の選手は総じて頑張っていましたが、私は心配でなりませんでした。
正直、試合が終わってからも、「何故今節は勝てたのだろう?」という疑問が消えませんでした。審判にも恵まれていませんでしたし、決定機も神戸が上回っていたように感じましたし、(失点時のマークは別として)神戸のDFがそれほど弱い感じも受けませんでしたし、横浜がポゼッションしていた印象もそれほどありません。

あえて理由づけると、
まず、交代選手の差でしょうか。アレモンvs平瀬の分だけ横浜に分があったと。
神戸のミスに助けられたということもありそうです。神戸が攻めているときに安易なパスやドリブルのため横浜に奪われチャンスの芽を潰したり、ガブリエルより先に平瀬を入れたところもミスと言えるかもしれません。
そして試合のコントロールでしょうか。前節負けている神戸の焦りを考慮した(?)時間の使い方、そして落ち着きとすべきことの自覚と集中力。終盤、自陣コーナーでボールキープをする姿には、驚嘆しました。

石にかじりついても欲しかった神戸戦での勝ち点3、選手達は見事獲得しました。横浜は勝ち点3を積み上げ、神戸には勝ち点を与えず、そして残り試合を1つ減らしました。その意味で、この勝ち点3は、第3クールまでの勝ち点6以上の価値があるでしょう。三つ巴の結果、横浜と柏が勝ち点4、神戸は勝ち点を取れませんでした。この数字自体はもちろん、選手やサポーターに与える衝撃は計り知れないでしょう。

しかし直接対決の終わった今、横浜は他チームを気にしている場合ではありません。残り3試合、勝ち点を1つでも多く積み上げることに集中すべきです。
試合終了後、重圧から開放されたこともあるのでしょう、ピッチ上には、大喜びする人あり、放心する人あり、何かを成し遂げた雰囲気すら感じられました。しかし現実には、J1を手にしてはいません。

次節の徳島に負けては、その「勝ち点6」とやらも水の泡です。最下位とはいえ、柏戦は引き分け、今節は3点取っているわけで、決して楽勝な相手ではありません。ましてや、その後に鳥栖戦と愛媛戦を控えています。両チームとも監督の能力は定評があり、組織的な守備と鋭いカウンターは驚異です。
鳥栖はホーム最終戦ですし、第4クールは6勝1分2敗と横浜と同星、柏にも勝っています。
愛媛も第4クールは5勝3分2敗で柏に勝利し神戸に引き分け、横浜戦の前はお休みですからコンディションも万全でしょう。

一旦、神戸戦の勝利は忘れ、新たな気持ちで徳島戦に臨んで欲しいところです。

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