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不二家ねえ。。。

安めの不味いケーキというイメージかなあ。某都心に勤務していた頃は、割とここのレストランが空いていて重宝したっけ。母親がここのキャラメル食べてて金歯が取れたのも、心温まる思い出(笑)。あ、でもネクターってここですよね、小さい頃は結構好きだったなあ。

どたばたしていてタイミングを逃したので、スルーしようと思っていた話題でしたが、日経の30日夕刊で「不二家、安全軽視が危機招く」と題し、「基準通りにしない場合はそれで大丈夫だという科学的な根拠が必要」で「厚労省基準を逸脱した社内基準を定めていた。厳しく批判されてしかるべきだろう。」という解説記事があったので、ちょっと書いてみましょう。

この解説もそうなのですが、ちょっとずれてないかい?という気がしています。
解説記事の視点が正しいとするなら、不二家のやったことが実質的に安全性に問題がなかったことが立証できていれば、消費者は納得し、今日のようなバッシングはなかったことになります。それって本当なのでしょうか。

問題は、緩い独自基準を作っていたことよりも、それを顧客から隠蔽したことでしょう。もっとハッキリ言えば、消費者を騙したことです。

消費者は、商品が法律や業界ルールなどに基づき販売されていることを信じ、購入するわけです。もちろん消費者は、そのルールなどが妥当かどうかの検証をしているわけではありません。そもそもどんなルールなのか自体知らないでしょう。しかし、業界や行政が顔をつきあわせて作ったルールを(無意識にせよ)信頼しているわけです。

「自社の利益のため」に独自の「緩い」ルールを作り、それを消費者に通知していなかったということは、その信頼を悪用した卑劣な行為といえるでしょう。しかもその緩い独自基準すら守っていないのですから。
その意味で、日経の記事で大手食品メーカー幹部が語った「雪印乳業と違って大きな食中毒事件を起こしたわけではなく、気の毒だ」というコメントもずれていますね。消費者を騙したという視点がありません。
もちろん、ルールは食品事故を起こさないためのものではありますが、メーカーと消費者を結ぶ絆でもあるのです。このようなメーカー側のコメントを見ると、また同じような事件がおこるんだろうなあと暗澹たる気持ちになります。

信頼関係をぶちこわした会社が、消費者から再度信用を得るのは難しいかもしれません。特に不二家は子供相手の会社。自分の子供や孫のお菓子に、わざわざ信用できない会社の食べ物を買い与えるでしょうか?。雪印は業務向けも多くそれなりにつぶしが効いたかもしれませんが、不二家はFCや小売り中心のはずですから。。。
ただ、支援や買収などの可能性もあり、株は今が買い時なのかもしれません。投機が好きな人には面白い局面でしょう。ただ、裏目に出ても同情は買えませんけどね。

それにしても、コメンテーターって気楽な商売だなあ。
「もったいないの観点が」って、そんなのこの問題の本質じゃないって。「もったいない」って言いたいだけちゃうんかと。そういうことは、スーパーで古い方をかごに入れてから言えと。
「食中毒をおこしたわけではない」って、要は犠牲者が出なければ良いってこと?。いやいいんですよ、自分の子供や孫に消費期限切れの黄色ブドウ球菌付き(の可能性のある)ケーキを今後も買い与えるってんなら。リーマン向けの定食屋で1日ごまかしたってのとは、少々意味が違うような気がするんですけどね。

まあ、我が家には、関係のない事件ですが。

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