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甲府vs横浜(観戦後)

試合終了後に、「KINGカズにも暖かい拍手をお願いします」なんて放送が流れるチームに負けるのは悔しいものです。

今期初のプチ遠征、甲府まで特急だと一人往復1万円コースですが、疲労困憊の身には金に代えられません。ということで、少しでも短時間の移動にするためスーパーあずさをチョイス。どうせこの期間はトクトク切符は使えませんし。
爆睡でいつのまにか甲府に。甲府に着きロータリーに降りると、目の前にシャトルバスのチケット売場が。数年前はバスの発着場所すら案内が無く、案内所へ聞きに行ったものですが、往復割引切符も綺麗に印刷されたもの、バスも7分毎(と現地係員が言っていた)、帰りのバスも潤沢と、格段の進歩です。道中もヴァンフォーレののぼりが多数あり、このチームが甲府の地に定着したことを窺わせます。

会場について、さらにその思いを深くしました。
一般入場始まった頃でしたが、なんせ列が長い。とはいえ、木々の側で日陰も随所にあり、流れも良くて散歩気分。三ツ沢のように密集した整列入場よりは好印象です。
三ツ沢のように整理員がいるわけでもなく、最後尾の「ここが最後尾」プラカードに至っては、最後尾の「客」が持つシステム。これで良いのか?とも思いますが、それで巧く回っているというのは、おそらく皆が「おらがチーム」の意識を持っていることも一因なのでしょう。一度はつぶれかけ、支援を訴えても市民は結構冷ややかだったあの時から、ここまで来た。本当に素晴らしいことです。一時間半前でも自由席は見かけ8割近く入っていたでしょうか。カズという客寄せがいたのは事実ですが、それにしてもチームへの関心の高さを窺わせます。

それにしても、暑い。メインは後ろからの日差しでまだマシでしたが。そして、暑さはベテランの多い横浜にとってハンデとなりそうです。しかも、試合開始前に内田が体調不良でカズに直前交代。「90分もたない選手数」>「交代枠数」のように見えるのは、気のせいでしょうか。
早川が復帰したのは好材料ですが、相方は小村ではなく太田。暑さを考慮したのか、世代交代の一環なのか。。。


甲府はサイドから突破してきます。特に前半序盤は、前に当てて藤田に戻してサイドに縦パスのパターンがはまります。藤田が横浜の2人の間に入って受けるため、横浜は2人ではさみに行くのですが、サイドがフリーになってしまい、そこへ確実にパスを通してきます。そういえば、今日は(も?)藤田が効いていたように思います。
サイドをえぐられても、その後の精度や菅野達の頑張りで凌げましたが、この展開では大量失点も充分あり得ました。PA付近でジェフ並のパスワークをされたら終わってましたね。

一方横浜は、縦へのロングボールや、アーリークロスを選択します。
おそらく、攻撃的かつスピードのある甲府に対し、守備からはいることを重視し、FWと中盤の距離が空くという(いつもの)状況で選択の余地も無かったのでしょうが、この縦のボールが収まりません。
久保も、ディフェンス時に結構ボールを追ったりしてましたから、それなりのコンディションだったのでしょうが、風が少々舞っていたり、そもそもの精度だったり、意図があわないとか、甲府の動きが良かったりとか、まあ要するに機能していませんでした。時々ミドルも放ちますが、浦和戦の再来とはいきません。そして、後半はお疲れのようで。

早川が時折ドリブルで持ち上がろうとしますが、ことごとく奪われて逆襲されます。DFとしても、得点できないとじり貧になる、という危機感というか焦りがあったのでしょうか。試合感の問題もあるかもしれません。
こうしてボールを早々に失う横浜に対し、甲府はきちんと繋いできます。データ上は「甲府54 KEEP% 46横浜」らしいですが、それ以上のポゼッションの差があったように思います。

甲府のFKの前にカズが交代。そのFKで失点します。「味方ゴール付近の相手FK時に選手交代するのは良くない」というのは迷信なのかもしれませんが、交代直後の失点は印象も悪いですね。
いずれにせよ、0-0であるいは、というゲームプラン(?)が崩れます。

本来なら逆襲!と行きたいところなのですが、どうやら記録上はこの失点後の横浜シュートはないんですね。リティを彷彿させる「FW小村」大作戦も不発。確かに中盤を制圧されていて難波も不発、となれば中盤省略の放り込みしかないのでしょうが、薮田の立場はいったい。。。


個の力はそれほど差が無いような気もするのですが、サイドの攻防一つ見ても、簡単に破ってくる甲府と、アーリーを入れざるを得ない横浜では、攻撃面でのチームとしての差は大きいでしょう。今に始まった話ではないですが、残り時間もそれほど無いのも現実です。使える駒も少ないわ、交代枠もベテランの疲労対策に取られ戦術的な交代も難しいわで、高木監督も頭が痛いところでしょう。

明るい材料としては、早川の復帰と守備面での復活の兆しです。サイドは破られていましたが、昨シーズンもサイドはそれほど堅くなかったですし、ゴール前のかんぬきが横浜の真骨頂でしたし。太田は「奥の手」を使う頻度が多すぎるのは気になりますが。
とはいえ、相手は「攻撃大好き」の甲府ですから、守備面の評価は難しいですね。次の神戸戦が試金石となりそうです。

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