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鹿島vs横浜FC(TV視聴後)

後半40分、ここから鹿島のボールキープが始まりました。優勝を狙うアントラーズ、勝ち点3を狙うのは当然です。しかし、ダントツ最下位・失点46のチームが相手。得失を改善したい誘惑を振り切り、残り10分弱を徹底した時間稼ぎに終始した事実が、この試合の内容を示しているのでしょう。

国際空港を抱える千葉県からとはいえ、鹿島國は遠すぎます。ナイターだと、日が変わる前に帰れるかどうか。メインのバスも東京行きでは使えず、夏ばて気味の私は夕方一眠りした後、TV視聴。
本日のスタメン・サプライズは根占のSB。良くも悪くも今日のポイントとなりました。

ワイドで長めのパス展開を意識的に行う鹿島、開始早々サイドに張ったマルキーニョスにパスが出ますが、SB根占がすっころんでますがな(泣)。TVでは良くわかりませんでしたが、何があったのでしょうか。
これでサイドは広大なスペース。フリーのセンタリングに、横浜は誰もさわれず、ファーで待ち受けていた柳沢が腹で押し込み早くもビハインド。あれならQBKの心配もないでしょう。

特に20分頃までは横浜の前線にボールが収まらず、どうなることかと思いました。しかし、ドフリーなのに柳沢が(DFを引きつけた!)マルキーニョスへボールを返したり、マルキーニョスが和田の股を抜いたパスを野沢がフリーでシュートしたボールがバーで跳ね返るなど、チャンスを生かせません。根占?に肩に手をかけられて内田篤人が倒れたシーンも、PKではなくシミュレーション。あれは内田が綺麗に倒れすぎでしたね。

次第に攻め疲れたのか、鹿島の勢いが衰えます。パウロが効いていたのがその要因の一つだったことは言うまでもありません。CKから太田の飛び込みなど、次第に反撃。そう言えば鹿島は前半、CKが0でしたね。
しかし横浜は鹿島に比べ、縦のボールが収まりません。吉野からの縦は失敗が多く、滝澤のクロスも今一歩か。パウロのボール奪取やスルーパスはかなり効いていますが、PA付近からの先が難しく、ミドルの宇宙開発が多くなります。

後半に入っても柳沢は柳沢。59分もCKからフリーのヘディングを何故か外すなど、お腹いっぱいぶりをアピール。一方横浜は反撃モードで、パウロの粘りからスルーパスでヨンチョル?→ボムソクや、ヨンチョルが戻してのボムソクのミドルなど、可能性を感じさせます。
この機を逃さず、吉野→平本。怪我で守備面は期待できず、優位に立っていた中盤が薄くなる懸念もあったわけですが、高木監督はカズではなく、ハイリスク・ハイリターンの平本にベットします。

この時間帯、横浜の集中力とボールへの執着心が目立っていました。ロングスローから根占にボールが渡り、切り返しからミドルがゴール。根占とGKの間に鹿島の選手が3人いたため、GKのブラインドになったのでしょう。ボール自体の勢いはさほどでもありませんでしたが、GKは一歩も動けません。
横浜は2試合連続で、ビハインドから追いつきます。

同点に追いつかれ、ようやく鹿島にもサイドエンジンがかかります。野沢がPA内でフリーのボレーを宇宙開発するものの、その後興梠がゴールを決めて突き放します。
パウロもかなり疲れていた時間帯、ヨンチョルが相手への緩慢なプレゼントパス。中央のダニーロからサイドでドフリーの野沢へ。フリーのシュートがDFに当たって勢いがゆるんだ所、興梠が先に触ってのゴールです。たぶんそのDFは根占だったと思うのですが、本来なら野沢のチェックへ行くべき選手、野沢をあれだけフリーにしては厳しいです。

そうそう、興梠はこの1分前、柳沢に変わって入ったんですよね。柳沢だったらどうなっていたでしょうか、なんて。
ちなみに、基点のパスを出したダニーロも途中交代で入った選手。そして、ヨンチョルはこの後、室井と交代となります。交代の綾といったところでしょうか。

高さで劣るビハインドの横浜、長いボールを放り込むためのターゲットとして室井を投入します。しかし鹿島はすでにボールキープに入り、そもそも室井にボールが渡りません。ようやくマイボールにしても焦るのか、長い長いボールを出して、相手に奪われます。もう1、2タッチ繋いでからの方が可能性があったと思うのですが。
しかも疲れからか、残り1分で菅野の絶妙な縦のグラウンダーのボールを根占が見ておらず、簡単に相手ボールにする体たらく。これでは室井投入の意味が全くありません。総合力の差を見せつけられて、鹿島に敗れてしまいました。


引き分けられれば今後に大きな自信となったのですが、残念でした。パウロの能力は頭抜けていますが、やはり彼だけでは勝つことは難しいです。周りのミスをどれだけ減らせるか、周りの底上げがどこまでできるか、FWにどれだけボールを納められるか、相手を如何にフリーにさせないか。当たり前の、そして重要な、時間のかかる課題を突きつけられました。

DFラインも頭が痛いですね。根占をSBで使わざるを得ないほど、他のSBの状態が悪いということでしょうし、CBも室井やスンジンがスタメンに入れず、SBの和田を使わざるを得ない。山田も守備力という意味では過大な期待はできません。正直、早川が戻らないと無失点のイメージが湧いてきません。
控え組はもっと頑張って、スタメン組を驚かす存在になって欲しいなあ。

あと、最後のパワープレーで滝澤が(交代で)いないと、やはり可能性が低く感じます。その意味では、最後の切り札としてのアツも重要なパーツになるでしょう。前節のような「滝澤の日」なら引っ張り、今節のような「滝澤の日じゃない」時はアツを早めに出すなど、オプションが広がります。あとは、FWですね。カタタウとかどうなんでしょうか。

清水戦は厳しい戦いになるでしょうが、CB早川も帰ってくるでしょうから、是非勝ち点3を取ってスパートをかけたいところです。

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