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小沢代表が辞任表明

ちょっとニュースを見た程度の情報しかないので、正直よくわかりませんが、結構興味深い動きです。
わからないなりに、大胆に想像してみました。外していても気にしない。

○自民党との政策の違い
○小沢党首と党員
○福田にもメリット
○民主党はどう出るか

○自民党との政策の違い

そもそも、民主党と自民党の違いは何かを、国民は今どう認識しているのでしょうか。
前回の参議院選で最大の追い風となった年金問題は、舛添効果によって民主党の切り札にはならなくなりました。あとは外交と防衛程度でしょうが、靖国問題を始めとする外交問題も安倍から福田に変わったことで争点とならなくなり、防衛問題も(不祥事は兎も角)政権を目指す党としては落としどころに困っているのが現状かと。

さらに、「ばらまき」の面では自民党を追い越そうかという勢いですし、官の粛清・合理化は支持団体を考えると及び腰って感じでしょうか。また「構造改革の負の面の対応」にしても、決め手に欠いています。
民主党員が考えるほどには、国民は違和感無いかもしれませんね。

○小沢党首と党員

野党は元来、「べき論」に走るところがあります。先の選挙で大勝したのだから、その余勢を駆るのは仕方ないところですが、与野党対立による政治の停滞は、民主党にも批判の矛先が向きます。「公約を実現できていない」のは事実ですし、政権を狙う党としてアメリカを敵に回すのも得策ではありません。
しかしこの局面を「具体的に」どう打開するか、を考えている党員は僅かでしょう。そして、勝ちにまだ酔いしれている党員が、小沢にひょこひょこと付いていくとも思えません。

衆議院選挙を睨み、必要なのは政局打開と求心力の復活。その一つの方策として、「大連立」をぶち上げたのではないでしょうか。
「小沢一任」でまとまればラッキー、反対されれば辞意を表明すれば、慰留されればいい。今のこの難しい局面を進んで引き受ける器がいるとは思えませんから、リスクの低い賭けでしょう。おそらく下駄を預けられた格好の執行部には「具体的な」対案は無いでしょうから、慰留時に(大連立は難しいにしても)ある程度のフリーハンドを手に入れることでしょうね。

○福田にもメリット

浮かれ気分の民主党員にカツを入れる格好になった党首会談ですが、福田さんにもメリットはありました。まずは民主党の混乱を誘うという点。今の民主党はウイングが長すぎるので、少々のカツでは一枚岩にはなれません。巧くすれば、勝利で覆い隠されていた民主党内の対立構造を再度浮き彫りにする効果も期待できます。
さらにスケールの大きい仕掛けを見せることにより、福田さんの存在感を上げる効果もあります。

また、政局打開に努力する姿を見せることで、ボールは民主党に映ります。大連立を断った民主党は、次に打つ手があるのでしょうか。福田さんにしてみれば、民主党がぐずぐずしていれば「政権を担う能力がない」と攻撃すればいいし、個別合意の積み上げであれば(連立ありきでなければ)外交・防衛問題を早期に解決するためのプロセスの違いに過ぎませんし、当面の目的を達成できます。

○民主党はどう出るか

小沢さんの「民主党は政権担当能力が本当にあるか」は党首として少々言い過ぎですが、本音でしょう。対立は結構ですが、最終的な落としどころを意識して戦わないと、太平洋戦争の日本と変わりません。いわゆる「批判党」のように弱小なら(落としどころを考えなくても負けるだけなので)それもいいのですが、なまじ参議院で多数を取ってしまったため、高度な政治力が必要となってしまいました。

おそらく当面は、執行部の慰留→留任→臨時立法による給油活動再開、という流れになるのでしょうが、その後はどうするのでしょうか。国民は「経済成長(好景気)の恩恵を受けたい」と熱望しているはずですが、民主党は(公約実現するための)高コスト体制と経済成長の両立を果たす処方箋を出せるのでしょうか。
参議院選では自民党にお灸を据えた格好の国民ですが、「自民党とはひと味違う」というものを出せなければ、民主党も見捨てられ、失速する可能性も充分あります。

この1ヶ月が勝負でしょう。

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