« 横浜FCvs浦和(TV視聴後・後編) | トップページ | 天皇杯&入れ替え戦 »

バイオ燃料って偉いの?

バイオETBEの輸入関税(現行3.1%)を2008年度から無税とする方向で最終調整に入った、とのニュース

バイオ燃料って、そんなに偉いもんなんですかね?

有り難がられている理由は、「二酸化炭素(CO2)の排出量がゼロとされている」から、らしい。
でも個人的には、日本が、穀物大国のシナリオに巧く乗せられているか、CO2原理主義に毒されている、ように見えるのです。

この1・2年、いつの間にか、エネルギー消費の削減から代替燃料に軸足が移ってきています。
穀物大国であれば、実際のエネルギー消費量を減らさず「計算上のCO2」を削減できます。ある意味油田を持ったのと同じで、エネルギー安保上のメリットも大きい。しかも穀物相場が上がり、ウハウハ。穀物相場が上がることで死に追いやられる人々がいても、農地拡大による環境破壊があっても、CO2削減に注目する人々の関心を集めることはなさそうです。

でも、これで本当にCO2が「ゼロ」になるなら、まだ救いがあります。
しかし実際は、穀物やサトウキビ等は、農地整備や水利整備、種蒔き・肥料・農薬散布・収穫・運搬・加工など、膨大なエネルギー(通常は石油)が消費されている、今や一種の工業製品。さらにETBEは、地球の裏側のブラジルから「石油を使って」輸送してるわけで、どこをどう考えたら「ゼロ」と見なせるのでしょう。狂ってるとしか思えない。
新品製造の数倍の石油をつかってペットボトルをリサイクルする、「リサイクル原理主義」に相通じるところがありそうです。

もちろん、省エネ・省資源は進める必要ありますよね。ただ、今のCO2って尺度は、私には怪しさ満点に見えます。

で、本当に日本国民がCO2を削減したいのなら、エネルギー消費に環境税をかければ済む話じゃないの?
ガソリンが高いと言っても、コンビニのミネラルウオーター程度。自動車関連税も、暫定税率廃止なんて言っている場合じゃない。暫定税率分は環境税として公共交通促進や省エネ対策にあてるとかさ、逆に過疎の山村や原発立地地域などはCO2削減に貢献しているのだから環境交付金をあげるとか。
それぐらいの覚悟はないと、ってことです。ファッションじゃないのなら、ね。

|

« 横浜FCvs浦和(TV視聴後・後編) | トップページ | 天皇杯&入れ替え戦 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92399/17302730

この記事へのトラックバック一覧です: バイオ燃料って偉いの?:

« 横浜FCvs浦和(TV視聴後・後編) | トップページ | 天皇杯&入れ替え戦 »