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2007年を振り返る(ジェフ編)

ジェフと横浜FCの2007年度を振り返っておかなければ、とは思っていたのですが、なかなか気が進みませんでした。ナビスコ優勝→ナビスコ敗退・降格レース参加/J2優勝→J1最速降格といった結果の差だけでなく、チーム事情の問題も大きく、今シーズンを振り返るのは正直辛いものです。なんか流出劇も含め、両チームの状況が少々似ているってのも気持ち悪いし。

とはいえ、このままだと2008年度が始動してしまいますので、まずはジェフの昨年を簡単に振り返ります。といっても「ちばぎんカップ」を含めても5試合しか現地観戦しておらず、ジェフサポの方にとっては「だから?」と言いたくなるレベルの内容ですので、そのあたりはご了承ください。

○戦力編成

「若返りを図る」といった結果は坂本とハースだけ、で坂本の同い年の黒部を取る訳のわからなさ。若手が伸びてきているのは事実ですが、代表に何人か召集される可能性が高いこの年、しかもナビスコ三連覇がかかっているチームの補強としては、物足りないものです。フクアリ効果で、入場料収入は増えていると思うんですけどね。
ただ個人的には、新居の加入は嬉しかった。

○前半の不調

前半は、アマル体制を心配していたサポの斜め上を行く結果に。
リーグは14節まで僅か2勝(うち1つが横浜FC)、ストヤノフの爆弾発言によるチーム不協和音、しかも得意のナビスコも3勝の後3敗で予選敗退と結果も出なくなり、どん底。私はそれほど心配していませんでしたが、降格の2文字がちらついた前半でした。その意味で、甲府戦・大分戦の連勝は大きかったですね。結局中断までの4試合を3勝1敗とし、最大の危機を乗り切りました。

○アマルとストヤノフの確執

監督批判した選手を切る、一般論としては正解なのでしょう。しかし、このような発言が表に出てくるということは、アマルあるいはチーム自体にも何らかの問題を抱えていたのでしょうね。前任がカリスマ性抜群の御大であったことも、ある意味不幸なのでしょうけど。
いずれにせよ、このような不満を顕在化させてしまったチーム側の力量不足は否めないでしょう。また同じ不満を他の選手が持っていたとしたら、その不満を解消する手だてを打てたのでしょうか。

○秋の6連勝

これがなければ、降格戦線の主役になっていたかもしれません。レイナウドもフィットしつつあるように見え、一息つくことができました。ちょうど、浦和やガンバ、鹿島や清水など、自力に勝るチームとの対戦がなかったことも、連勝を伸ばすことに寄与しました。

○アマルのサッカー

観戦数が少ないので良くわからないのですが、繋ぐことに力点を置くあまり、遅攻気味になってしまっていたような気がします。ジェフの個々の能力はそれほどでもないですから、遅攻の結果相手DFが足りてしまって、特に上位チームにはなかなか決定機を演出できないという結果に。新居もこの戦術だと実力を発揮しずらかったのでは?。逆に工藤の成長には良かったかもしれませんが。
遅攻だと結局、最後の仕掛けのタレントが不足して、水野頼りみたいになりがちですが、相手もここは押さえてきますからね。ポゼッションしたはいいけど、最後どうする?ってところが解決できなかった、みたいな。

○求心力が見えない

私の邪推ですが、オシム御大の残り香に、良くも悪くも影響された年だったのかもしれません。
御大の薫陶を受けた選手が、アマルを本当にボスとして受け入れていたのか。アマルの去就判断に御大の存在が左右されなかったか。チームのベクトルが曖昧になっていなかったか。精神的な支柱が「オシム御大」になっていなかったか。ストヤノフや坂本が抜けたのも大きかったことでしょう。

そして、2007年度の戦いを通じて、今年積み上げられたものと、翌年の戦いをイメージできるものを、選手は手に入れたのでしょうか。スタジアムは素晴らしい、サポもいい、でもそれ以外に、選手の心を掴む魅力はあるのかなあ、このチームにいたら自分が成長できると思わせる何かはあるのかなあ、と余計な心配をしてしまうのです。
そろそろオシム御大に変わる、新たな精神的支柱が必要な時期に来ているような気がします。

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