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我那覇勝利!

ドーピング問題ですが、このblogでもこちらこちらこちらでコメントし、選手協会の寄付も僅かですがさせていただいたりしていました。正直、Jのやり方にむかついてもいたので。

それにしても長い道のりでした。が、27日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が我那覇の訴えを認めたとのこと。素晴らしいですね。我那覇も頑張った甲斐がありました。

この件はそもそも、事前にルールを具体的に周知していない状況で、(日本アンチ・ドーピング機構がシロと断じるような曖昧な事象に対し)千万円単位の制裁金と数試合の出場停止と課すいう、見せしめ的な運用を行ったことが問題でしょう。
しかも、そういった問題が指摘されている中で、我那覇の日本スポーツ仲裁機構への申し立てを拒否し、CASへの舞台へとハードルを上げたわけです。CASへの提訴は数千万円の費用がかかるため、我那覇が勝負を降りると想定したのではないか、それって一種の恫喝・嫌がらせじゃないかな、と個人的には思っています。だって、CASじゃないとダメと判断した合理的理由は、未だに示されていないですよね。

この段階で我那覇が降りなかったのは、もちろん怒りもあるでしょうが、Jの無理筋さが見えていたからでしょうね。日経によると我那覇側だけで2230万円(弁護士報酬除く)かかったようですが、仲裁費用の負担もどうやらJ持ちのようですね。全額かどうかは知らないけど。
それにしても、日本人同士の争いで英語をつかうとか、ホント馬鹿馬鹿しい限り。下手すれば、欧州で裁定が開かれる羽目になるところだったわけで。川崎vs横浜FC@鳴門 どころではないなあ。

さてJリーグですが、見栄か何か知らないけど、虚勢を張ってハードルを上げてコストを膨らませ、加えて仲裁費用の負担や慰謝料など、数千万円の穴を開けたわけです。で誰がどう責任を取るのでしょうね?まさか「申し訳ない」で済ます訳はないでしょうね。
これだけのお金があれば、セカンドキャリア教育とか、選手の環境整備とか、スタジアムの安全対策とか、いろいろ使いでのあるプランもあったと思うのですけど。もったいない。
一番馬鹿を見たのはフロンターレなのかな。川崎から取った1000万円は返さない方針らしいし、川崎も今更返せとも言えないだろう(言う根性があれば昨年腰砕けにならなかっただろう)から、Jリーグ丸儲け。

上の組織が下の組織・構成員を、明確な根拠無く恣意的に制裁する。この方法論は、古今東西問わず組織を維持する人にとっては魅力的です。下が上の顔色を見るようになりますから。
しかし今回、『「何が正当な医療行為か」について関係者に詳細に説明していなかったことを問題』(@5/28日経朝刊)とするという、ごく当然な、そして的確な、そしてフェアな問題意識と裁定が「最終判断として」示されたことは、我那覇だけでなく、スポーツを愛する多くの人々にも喜ばしいことであったと、私は思うのです。

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