« 横浜FCvs水戸(TV視聴後) | トップページ | EX-IC »

ブレーキを踏みながらアクセルも踏む

数千億円単位で税金出して、高速料金を値下げしました。
CO2をどんどん排出しましょう、資源をどんどん浪費しましょうという政策ですね。
地球温暖化は待ったなし、とか言って、兆単位の大盤振る舞いを嬉々としてやっていたと思っていたのですが。
(あ、ちなみに筆者のCO2問題に関する認識はこんな感じですけど)


この高速料金値下げで、「エコ」な交通機関の船・鉄道に大打撃を与えましたね。
特に船は廃業も出ました。
一方、目論んだ需要喚起は、通行量は最大でも1.7倍しか伸びず、渋滞は2倍。例えばアクアラインの値下げ効果を受けるはずの南房総の主要施設でも、前年比で15%弱(日経7/28朝刊千葉面)しか増えていませんし、この増加が続くかどうかも微妙です。
ま、ETC関連業界・財団法人は、ウハウハでしょうね。ちなみにETC元締めのORSE(財団法人道路システム高度化推進機構)には、役員に天下りが5人ほど居るようです。


ところでこれ、本当に普通の一般ドライバーにとって嬉しい政策なのでしょうかね。
自分が車を使わないので、どうもピンと来ないんですよ。
例えばこの政策に5000億円かかったとして、単純割りで4人家族なら2万円弱の税金が使われている計算になります。仮に、2万円前払いしたら片道1000円でイイよ、というキャンペーンがあったら、どれくらいの人が参加するのでしょうか。

しかも、渋滞が倍になるということは、本来のウリである「速達性」「快適性」が失われるわけです。しかも、(車を使う場合は)代替手段がない。今までなら、安さを求めるなら地道、速さ・快適さを求めるなら高速、と選べたのですがね。
これ、子供連れ、特に乳幼児のいる家庭にとっては大問題ではないでしょうか。真夏の大渋滞でPAもICも遙か彼方とか、PAもいっぱいでトイレも長蛇の列とか、想像したくないです。お盆は平日も1000円らしいですから、日をずらす手も使いづらいでしょうし。

まあ、このご時世ですから、整合の取れた施策を期待する方が馬鹿、ということなのでしょう。
どうせなら、対象を営業車に広げてくれると、トラックなどが高速道路へシフトしてくれて、歩行者としては嬉しいんだけどなあ。

|

« 横浜FCvs水戸(TV視聴後) | トップページ | EX-IC »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92399/45615283

この記事へのトラックバック一覧です: ブレーキを踏みながらアクセルも踏む:

« 横浜FCvs水戸(TV視聴後) | トップページ | EX-IC »