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2015年のニュースにコメント(政治・経済編)

裏取ってませんよ。

○安保法案可決
○沖縄基地問題
○シリアと移民問題
○軽減税率導入
○横浜市マンション傾斜問題
○東芝問題
○川内原発再稼働
○フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れ

○安保法案可決

「戦争法案」などとレッテルを貼るむきもありますが、法的根拠のない浜岡原発などの停止を見ればわかるように、何か起こると(法を無視してでも)極端に走る傾向があるので、事前に議論をしておき、あらかじめ曖昧な部分を少しでも減らしておくことは、悪くないでしょう。
そもそも「立憲主義」を言うなら、自衛隊を認めちゃいかんです。王道は憲法改正ですが、国民の議論と認識が深まるまでは、緊急避難的に解釈に逃げるのは仕方ない面があるでしょうね。

国の根本的な役割である国防については主に
 ①米国などとの共同防衛
 ②日本独力の防衛
 ③国防は不要
の考え方になると思いますが、反対派はどの方向をお望みなんでしょうかね。主張政党を見ると②はなさそうなので③なのでしょうか。安全保障は数十年単位の戦略ですから、「神風に日本が守られている」「なんとかなるさ」「憲法9条が守ってくれる」ってのは賛同しづらいですよ。安全保障の枠組みについて具体的な対案があれば鞍替えの可能性もあるのですが、「戦争は嫌い」と連呼されても、国際紛争ってのは相手のあることですからね。娘を持つ父親としては、安全を無視して「理想」と心中する気にはなれないです。


○沖縄基地問題

一般論として、住民にとっての迷惑施設というのは、程度の差はあれ全国に存在します。好立地で住民の居ない土地は日本にはないのですから、迷惑レベルをなるべく下げた上で何処かが受け入れ、その代償(直接とは限らない)を受益者から受け取ることになります。
私も自衛隊のヘリに朝起こされたり、夜に羽田空港を発着する航空機の音に思索を乱されたりする訳ですが、経済なり安全なりの間接メリットを享受しているのでしょう。
牛島中将の話を紐解くまでもなく、沖縄には苦難の過去があります。だからなのか、沖縄の基地問題はこの枠組みでは処理するな、という事のようです。

ですが、普天間基地周辺の安全はどう確保するつもりなのでしょうか。娘が周辺小学校に通っているなら、一番早く確実に基地利用が終了する方法を望むような気がします。


○シリアと移民問題

シリアはISILとアサド派と反アサド派の三つ巴、しかもアサド政権を巡って欧米とロシアが対立し、テロもパリなどで発生するという混沌状態。長期間の内戦で難民が大量発生し、その扱いを巡ってEUの基本理念である人権擁護・人道主義について対立が発生しています。

日本でも難民を受け入れよという議論もあるようですが、私は賛成できません。「コストパフォーマンスが悪い」「難民にとっても自国に近かったり環境が似ている場所が望ましい」というのがその理由です。その資金があるなら、今受け入れコストにあえいでいる国へ、資金提供を始めとした間接支援をする方が良いのではないでしょうか。

但しこの理由は、東アジアで同様な状況になったときに欧州に頼らない、という意味にもなります。その意味で、例えば北朝鮮崩壊などの対応を迅速化できるよう、日本は早急に検討を始める必要があると思います。


○軽減税率導入

公明党の党益のため、半世紀レベルの禍根を残してしまいました。
食料品の軽減税率が日本の低所得者への負担軽減に効かないことは、専門家の間でも常識のようで。負担軽減なら、定額ばらまきや負の所得税などを実施すればよいのです。救いは、インボイス導入で益税防止などの担税公平性を確保したことでしょうか。
軽減税率を入れると、システムが複雑になり徴税コストも増しますし、何を軽減するかという(ある意味つまらない)政治的駆け引きにリソースが割かれます。
良く引き合いに出される欧州は、物品税由来で当初から軽減税率がありましたが、むしろ軽減税率を無くす(簡素化する)方向のようなのですが。
.....それにしても、最近イートインが増えていますが、どうするんでしょうね。


○横浜市マンション傾斜問題

杭打ち情報が偽装されていたことが問題の焦点。「杭が支持層に届いておらず建物が傾斜している」という報道だったと思うのですが、実際は、杭が届いていたり傾斜が杭由来ではない可能性も十分あるようで、その場合はマスコミによる風評被害になるんでしょうか?

話はずれますが、その報告が本当に品質向上に貢献していたかは気になります。アリバイ的な意味合いだったとすると、余分なデスク(?)ワークが増えるだけで、かえって現場の余裕を奪っているだけで、むしろ品質向上の妨げになってしまう、のでは本末転倒です。「コンプラ」の印籠で、意味のない書類仕事が増える昨今ですので、ついつい穿った見方をしてしまいます。

専門家の解説を読むと面白いですね。地中の状況を把握するのは至難の業で、「電流値」の件も含め確実な判断方法はなく、設計・施工は匠の技なんだそうです。また「ズレ」も、報道ベースなら建築基準法上許容範囲のようです。


○東芝問題

これだけの粉飾決算があるのに、上場廃止にならないのは何故なんでしょう。大きすぎるからと言うのは理由にならない気が。


○川内原発再稼働

個人的には、原発の近くに住むより、化学工場の近くに住む方が、よっぽど怖いです。もちろん、化学工場の跡地のマンションや住宅とか、信じられません。


○フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れ

VWがやったことは論外ですが。。。
目的を逸脱した、複雑だったり厳しすぎる規制だと、その(手段であるべき)規制をクリアすることのみが目的となってしまいがちです。その点、規制当局も留意いただければなと。
(あくまで一般論です。当件の規制が問題と言いたいわけではありません)

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